VIVANで人気のドラムが! 堺雅人の地元宮崎で尾崎の幻和牛を爆食!

尾崎の和牛

今週17日に放送される「バナナマンのせっかくグルメ」で、VIVANTで可愛いキャラが人気のドラムが、

ブラマヨ小杉と安藤なつとともに、VIVANTの主役堺雅人の地元宮崎で宮崎名物チキン南蛮や極上フレンチ、
そして幻の和牛と呼ばれる尾崎の和牛を爆食!

ここではその中から幻の和牛、尾崎の和牛にスポットを当ててみようと思います。

最初にVIVANTで人気のドラムについてはもう皆さんご存じと思いますが、ご存じない方のために、ごく簡単にドラムの基本情報をお伝えしておきたいと思います。

VIVANTで人気の「ドラム」の基本情報

ドラムの本名は、富田龍太郎

兵庫県神戸市北区出身の俳優で、現在は「富栄ドラム」(とみさかえ)の芸名でVIVANTに出演しています。

俳優に転向する前の2021年までは力士として伊勢が浜辺屋に所属していました。

引退したその後はYouTuberで活躍。

国籍はれっきとした日本で、バルカでもモンゴルでもありません。

私も毎日曜日VIVANTは初回から欠かさず見ていますが、最初にドラムを見た印象はバルカのおばちゃんかと思っていました。

回を重ねる毎に何となく気になってネットで検索するとれっきとした日本人の男で、以前は幕下6枚目の力士だと知って驚きました。

とにかく愛嬌があって笑顔が可愛いですね。

今後の活躍を期待したい俳優です。

幻の和牛、尾崎の和牛とはどんな肉なの? おいしいの?

尾崎の和牛とは、その創出者の尾崎宗春氏が自分が毎日食べても飽きの来ない牛肉、安心して食べられる牛肉作りを目指して編み出された個人ブランドの黒毛和牛で、その特徴として霜降りがあっても脂にしつこさがなく、赤身はしっかりとした味わいがあります。

また他の牛肉との違いとしてその飼育期間の長さが挙げられ、肉牛は28か月での出荷が通常ですが、尾崎牛は生後30ヶ月以上と肥育期間を長くとって、生きながら熟成させるため脂の融点が26度と低く、不飽和脂肪酸で食べても胃にもたれず次の日もスッキリするという特徴があります。

飼料にもこだわりがあり、他の国産牛では成長促進剤・抗生物質等を使用し、それもメーカーによってバラバラでその配合割合も一定ではなく、そのため肉の味、脂の味にばらつきがありますが、尾崎牛では13種類の自家配合ブレンドで、成長促進剤・抗生物質・ホルモン剤などは一切使用せず、毎日朝夕2時間かけて牧場内でブレンドしています。

このようにえさが一定のため、肉の味や脂の味が変わらないのと、脂の融点が低いためすっきりした味わいと、一旦冷めてから温め直しても味が落ちません。

このように尾崎牛は完全に他の国産牛と一線を画しています。

なぜ尾崎の和牛は「幻の和牛」って呼ばれているの?

尾崎の和牛が幻の和牛と呼ばれているのは、その出荷頭数の少なさです。

日本全国の月間和牛出荷頭数約9万頭の中で、尾崎の和牛は僅か60頭しかありません。

更にその半分30頭が輸出ですから、日本国内に出回るのはほんの20~30頭に過ぎません。

これは尾崎牛が個人経営であることと、尾崎氏の牛に対するこだわりから大量飼育ができないからで、この尾崎氏のこだわりは今後においても変ることがありません。

だからこそ、他の国産牛とは一線を画し、安定した素晴らしい味わいの牛肉が誕生するのでしょうね。

これはちょうど当ブログでもご紹介した奈良県生駒のレインボーラムネを彷彿とさせるものがあります。

ただ一つ心配なのは、ちょうどレインボーラムネの社長がご病気の時にその生産がストップしたように、お一人の腕に支えられている業態は2代目がおられるかどうかにかかっているわけで、今のところ尾崎氏にそのようなお話がないので、次代をどう考えておられるかが気になるところではあります。

ファームはどこ?

尾崎牧場の場所

尾崎牧場は宮崎市郊外5haの敷地で、和牛肥育牛1000頭が飼育されています。

冬は雪もなく一年中温暖で雨も多く、和牛を飼育するには最高の環境と言えます。

どんな飼育方法なの?

・飼料

ビールのしぼり粕(大麦)を中心に、とうもろこし、大麦、小麦、大豆粕、きなこ、アルファルファ(ビタミンA)、海草粉末、粉スミ、天然カルシウム等12種類の単味飼料を毎日2時間かけて朝夕2回ブレンド。

肉のおいしさは脂の味で、脂の味は飼料の内容で決まります。

そのため、防腐剤や抗生物質を一切使うことなく飼料の割合を固定化して脂の味を変えないようにしています。

・天然水

水道水ではカルキ臭を嫌って敏感な牛達は水を多く飲んでくれないことから尾崎牧場では、水は自然のわき水をポンプアップして牛に与えています。

・肥育牛舎

肥育牛舎は10棟あり、生後18ヶ月までは6頭で飼育し、出荷までの1年間を2頭か3頭に分けて集中管理します。

他にも細やかで様々な配慮がされていますが、主だったところだけを取り上げました。

これが数は少ないけれどもおいしい牛が出来上がる秘訣なんですね。

尾崎氏にはいつまでもおいしい牛を生産してほしいものです。

宮崎でしか食べれないの?

数少ない幻の和牛なので、どこででも食べれるわけではありませんが、今は通販(冷凍)で直接購入できるようなので、ご希望される方は直接直販サイトから申し込まれてはいかがでしょうか。

最後に、尻上がりに人気が広がっていく尾崎牛ですが、それに追随して増産できないのが尾崎牛です。

だからこそ幻の和牛と呼ばれるのでしょうね。

そんな尾崎牛をいつまでも育んでほしいのと、尾崎氏に後継者が現れることを期待したいですね。

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